Rendez Vous

テンソル解析

2023.03.01

記号の操作的な意味ではわかるものの、イメージがわかなかった添え字の計算がようやく氷解。反変や共変という物理寄りな話を成分ベースで話しているあたりが実体のベクトルと結びついてなかったからでした。これで量子力学や一般相対論もちょっとは深い理解につながるか?

放送大学

2023.01.21

いろいろな理由で(?)22年度の2学期から放送大学に入学しました。ということで、大学生でもあります(笑)。そして今日が2学期のテスト。以前は各地にある学習センターに受験しに行かなければならなかったようなんですが、コロナの関係でWeb試験の形態が主流になったようで自宅で受験できます。

そういう意味では何でもできてしまうのですが、テキストや自作のノートなら持ち込み可という前提の問題なのと、放送大学の学生層が生涯学習目的なので成り立っているんでしょう。

さて今学期はロシア語を履修しました。語学はペースメーカーがいないとまず続かないので。たくさんとるほどお金もかかるのと時間もないのでこの一科目のみでしたが、これだけでも十分辛かった…(笑)。講義自体の進みも早すぎて、文字や発音に慣れる前に容赦なく文法に突っ込んでいくので折れそうになりましたが、ちょうどいいところに中間テストもあったりして、それなりによくできています。

ロシア語は文字の壁がまずあり、その後、まあラテン語などに比べたらかわいいもんですが格変化に付き合わなければならない壁がありました。単語もゲルマンやラテン系と違うので、あまり英語からの類推もきかないタイプで苦労しました。年をとると全然単語が頭に入らない(笑)。

ちなみに放送大学に入ってよかったことたち。

  • 学割。Amazon Primeも半額(最大4年間)。
  • 学割の一環ですが、Amazonで本が1割引(ポイント還元)。学術系は高いのでたすかります。
  • 電子図書館。学術書メインですが丸善も紀伊国屋も使えて、大学教養レベルはかなり豊富。洋書はあんまり見てませんが、さらに豊富にありそうな感じ。
  • 日経雑誌の電子版。学術系じゃないものもあるのでありがたい。
  • 朝日新聞バックナンバー。当日含め、過去の新聞記事検索ができる。

といっている間に、来期のシラバスも届いたので、次は何をとろうか早速悩もうと思います。

グリフィス素粒子物理学

2023.01.06

いくつか本を購入。なかでも高かった(¥8360!)のがこれ。平易な文章で素粒子物理を概観する形になっていますが少し定量的にも扱われていて、ガチの場の量子論に入る前もしくは並行して読むと理解が深まりそうです。1日1章で読んでいきたいところ。読み終わったら感想を追記します。

統計学

2022.05.06

統計力学をやっていますが、これは基本的に統計学なのだという雰囲気がしてきました。名前からしてそうだというと元も子もないのですが、たくさんの粒子がいろんなエネルギーを持っていて、その分布を表す関数があり、、という統計力学の構造が、汎用的な確率分布や特性関数のような統計学の枠組みに乗ってくる。もっというと情報理論は統計学の上に構築されてるので、そしたらもういわばアナログ計算機のように自然界の現象と、情報処理が対応付いてくる。

…なんて妄想をしましたが、もちろん世の中にはもうそんなものは当然あるのでしたというオチでした。。しかし個々の学びの先にこういう本質的なつながりの世界があるというのがたまりませんね。

ベイズ統計学

2022.04.17

大学の頃やったけど忘れたので改めて。本はこれ。

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784774180748

共形場理論入門

2022.04.10
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また積ん読が一冊…いやいや、場の量子論が終わったらやるんだ…。ふだんはポアンカレ変換を考えているけどこれを共形変換でも対称であるとするお話の模様。いや~一生の間にAdS/CFTまで理解したいな。

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784065205105

イデアル

2022.03.22

ちょっと頑張って可換環論をやろうかと思いたった。いろいろ概念は出てきて、定義はわかる。整数環や多項式環での例もわかる。で?という感じ。何がおいしいの?という。進んでみないとわからない世界か。。年齢が上がるにつれて、用途のわからないもやもや許容期間の閾値が下がる感じがするな~。あるいは営利企業にいるせいか…。