Rendez Vous

奈良旅行

2022.10.21

木金と休みをとり、何をしようか迷ったのですが、思い立って奈良に行くことにしました。例によって、自家用車プラス自転車。今度は京都よりさらに遠くて片道約5時間の運転となりました。。

全般的に奈良は京都よりものどかというか、京都のようにとがった感じのないいい町でした。ならまちはこじゃれたお店も多かったんですが、時間がなくあまり見られなかったのが残念。

さて京都が建物なら奈良はやはり仏像ですね。年をとったせいなのか、仏像のあの実物の迫力というのか空気感は精神を否応なく落ち着けてくれるものがある気がします。東大寺の大仏殿まわりや興福寺のまわりをのぞけば、修学旅行生もおらず静かでした。

  • 鹿多すぎ笑
  • シニア団体客も多すぎ笑
  • 全般的に写真NG多い。まあ仏様ということか。
  • 興福寺。五重塔も圧巻だが、国宝館やばい。昔とは展示方法が変わっていたが、仏頭、阿修羅像、久々に見た。昔はガラスケースごしだったような。五重塔は猿沢池からみると水面に移り、これまたばえる。
  • 東大寺法華堂。今回一番気に入ったところ。不空羂索観音のまえでしばし座るともはや無になるしかない感覚。ここにはなぜか修学旅行生があまり来ず、静かだった。隣の二月堂のほうが人気そう。
  • 東大寺大仏殿。改めて中学生のころ以来だが、でかい。聖武天皇、よほど仏にすがりたかったんだろう。。その本気度合いが見える印象。
  • 新薬師寺。十二神将像かっこいい。
  • 聖武天皇陵。皇后と隣同士の陵。東大寺近くなのもあり、真陵なんだろうなと。
  • 宇和奈辺陵墓参考地。てか堀のある古墳を生で見たのは初めてかもしれず。自転車でまわると、前方後円墳なのがよくわかる。
  • 平城宮跡。周りは思ったより田舎くさかった笑。地元の人の散歩コースになってるぽい。展示館はボランティアのかたが丁寧に説明してもらいいろいろ発見が。長屋王の邸宅跡はいまデパートになっているが、保存のためにデパ地下がないとか。近鉄も、平城宮に重ならないよう移すかもとかなんとか。解説、本にしてほしい。お役所系なので無料なのは良かったものの、コロナ対策は一年ズレたような厳格なものだった。
  • 周辺の、成務天皇陵、称徳天皇陵、平城天皇陵。参拝のみ。平城京の地図を見ると、奈良時代の天皇陵はまあ当たらずとも概ね皆あってるんだろうな。
  • 秋篠寺。苔がきれい。庭のみ。
  • 西大寺。かつての東塔の礎石があった。
  • 安康天皇陵。入る道を間違えてしまい、陵をまる一周してしまった。。周囲の道は相当傷んでるので注意。
  • 垂仁天皇陵。古墳。こちらもぐるりと回った。サイクリングはフットワークが軽くて本当によい。
  • 唐招提寺。法隆寺に負けずとも劣らない、立派な伽藍。
  • 薬師寺。復元メインなのもまたよい。他よりも信仰をアピールしてたのが印象的。東塔、凍れる音楽とは言い得て妙で、時がとまったような完璧な姿。水煙が展示されてたが、当時の技術の粋を結集したのがよくわかる。ギリシャやオリエント由来の意匠もたしかにあり、日本史が実感できる。
  • 法隆寺。時間切れというかスタミナ切れのため入らず。斑鳩は次回のお楽しみということで。